B型肝炎についての詳細

給付金制度について取りあげる前に、そもそもB型肝炎とはどのような感染症なのかという点について取り上げます。B型肝炎は、インフルエンザウイルスとは異なり、空気感染では無く、主に血液感染がその感染経路となります。ですから、注射器の共用によって感染したのです。そのほかにも、輸血や入れ墨、低確率ながら、性行為や、母子感染する可能性もあります。この点において、他の感染症とは異なっています。一度B型肝炎ウイルスに感染すると、いわゆる「肝機能」が細胞が破壊されることによって衰えるほか、それが進行するとがんなどの生命に危険の生じる状態へと繋がることがあります。

肝炎にはその症状と呼べる種類がいくつかあり、急激に発症するものを『急性肝炎』、肝炎の症状が長期化するものを『慢性肝炎』、危険な症状をともなうものを『劇症肝炎』といいます。最も注意しなければならないのは、肝炎が『劇症化』したときであり、意識混濁やパニック障害など、様々な症状が見られるようになります。劇症化した肝炎は、他の症状に比べて死亡率が一気に上がります。この状態を、『高度肝機能障害』とも言います。このように、肝炎は命が関わる重大な症状に発展することがあります。